安楽死反対の医師一覧|日本の緩和ケア医・専門家の公開発言を整理

更新日:9月18日
最終更新日:2026年9月18日(随時更新)
※更新履歴:医師の公開発言を再確認|PubMed収載論文を追加|厚生労働省ガイドラインを再確認|反対・慎重論に関する最新研究を追加
👉 安楽死の基本的な仕組みや全体像を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください↓
👉 安楽死の定義と分類(積極的・消極的・間接的)の違いは、こちらで整理しています↓
👉 混同されやすい、安楽死と尊厳死の違いをを知りたい方は、こちら(延命治療との関係も整理)↓
日本では、安楽死に反対する医師の多くが“緩和ケアで十分である”と主張しています。
では、その主張はどこまで現実を反映しているのでしょうか。
終末期医療の現場において、緩和ケアは患者の苦痛を和らげ、尊厳を守るための重要な医療とされています。
そのため、多くの医師、とりわけ緩和ケアに携わる専門家の中には、
「適切なケアがあれば安楽死は必要ない」
と明確に反対の立場を取る人も少なくありません。
しかし一方で、現実の医療現場では、すべての苦痛を完全に取り除けるわけではないという指摘も存在します。
・身体的苦痛だけでなく、
・精神的・存在的苦悩を含めた
「生きることそのものの苦しみ」
に直面する患者も一定数存在しているのが実情です。
本記事では、日本において公に安楽死に反対の姿勢を示している医師を整理し、
その主張の背景にある考え方や論点を明らかにします。
そのうえで、「緩和ケアで十分である」という立場が
どこまで現実に即しているのかを、多角的に検討していきます。
👉 安楽死と関係が深い「緩和ケアと安楽死の違い」は、こちらで整理しています↓
🎧音声による動画解説
要約図(自由使用可)

👉 日本における安楽死の法律的な扱いについては、こちらで詳しく解説しています↓
メディアで公けに安楽死を反対する緩和ケア医 一覧
・廣橋(ひろはし) 猛|日本緩和医療学会 理事
・勝俣 範之│緩和ケアと腫瘍内科の専門医
・新城 拓也│在宅緩和ケア医
・西 智弘
・大津 秀一
・佐々木 淳
・木村 知
・萬田 緑平
・四宮 敏章(Dr. Tosh)
・鬼澤 信之
安楽死に反対する緩和ケア医(日本)
本ページの趣旨|安楽死に「理解」を示しながら反対する医師たち
本ページでは、安楽死に一定の理解を示す言説を用いながら、
実際には一貫して反対姿勢を取り続けている日本の緩和ケア医を整理・紹介します。
彼らはしばしば
「安楽死を全面的に否定しているわけではない」
「苦しむ患者の気持ちは理解している」
と述べます。
しかし、その発言と行動、制度議論における立ち位置を時系列で確認すると、結果として安楽死制度の検討・制度化を
事実上阻止してきた構図
が浮かび上がります。
※用語・前提知識について
緩和ケアや持続鎮静について十分な前提知識がない場合、以下の解説を先に参照してください↓
👉 緩和ケアの仕組みはこちら↓
本ページは、これらの前提理解を踏まえたうえで読むことを想定しています。
「安楽死を完全には否定していない」という主張の実態
緩和ケア医の多くは、対外的な発言において
「私たちは、完全に安楽死を否定しているわけではない」
「患者の苦しみに共感していないわけではない」
といった、人道的で穏健に聞こえる表現を用います。
しかし、これらの言説は
安楽死をめぐる社会的議論を前進させるための入口として機能してきたとは言い難く、むしろ現実には、
議論を先送りし、
結論を出させないための修辞
として繰り返し使用されてきました。
その実態は、次のような定型的な発言パターンに集約されます。
✅「スイスに自殺しに行かなくても、日本にいれば大丈夫」
→ 具体的な制度代替案や期限を示さないまま、希望的観測のみを提示
✅「まずは緩和ケアの普及から!」
→ 普及の定義・到達目標・ロードマップは提示されない
✅「緩和ケアが充実してから議論すべき」
→ しかし“充実”の基準は常に先送りされ、恒久的な条件となる
✅最終的に「結局、難しい問題で、簡単な答えはないよね」
→ 制度設計そのものを棚上げし、議論を終息させる
これらは一見すると慎重で良識的な態度に見えますが、
制度論の観点から見れば、
議論を無期限に引き延ばす
遅延戦術(棚上げ戦略)
として機能してきたことは想像に難くありません。
👉 実際の緩和ケアの現場証言はこちらで確認できます↓
👉 鎮静の限界とは│持続的な深い鎮静は穏やかな死を保証するものではない│【証言とデータで解説】
先送りの間に起きている現実
こうした「慎重論」「時期尚早論」が繰り返されている間にも、
耐え難い身体的・精神的苦痛の中で
亡くなっていく患者は確実に存在
します。緩和ケアや持続鎮静が万能ではないことは、
国内外の研究・証言によってすでに示されています。
👉「緩和ケアや持続鎮静が万能ではないことは、国内外の研究で…」詳細はこちら↓
👉 緩和ケアの限界と安楽死制度の必要性|末期患者の痛みと日本の終末期医療の現実
それにもかかわらず、
「今ある医療で対応できるはずだ」
「制度化を議論するのは危険だ」
という抽象的な理由によって、
代替手段の検討そのものが
封じられてきた
のが現状です。
結果として、患者の苦痛は
「やむを得ないもの」
「例外的な事象」
として周縁化され、制度議論の中心から外されてきました。
👉 安楽死と自殺の違い・関係を整理したい方は、こちらをご覧ください↓
👉 日本の安楽死の歴史・事件を知りたい方は、こちらをご覧ください↓
利害・立場・思想という要素
安楽死を巡る議論には、純粋な医療倫理だけでなく、
・専門領域としての緩和ケアの権威性
・医療制度内での利権と影響力
・宗教的・思想的背景
といった要素が複雑に絡み合っています。
ザックリ言ってしまえば、
『沽券と利権+宗教』
になります。
これらは必ずしも明示されることはありませんが、発言の一貫性や制度論への態度を継続的に観察すると、無視できない影響を与えていることが分かります。
だからこそ、個々の医師の発言や立場を感情論ではなく、
記録として可視化し、検証可能な形で把握しておくことが重要です。
本ページは、そのための資料として作成されています。
感情的な賛否に流されるのではなく、
誰が、いつ、どのような立場から、
何を語ってきたのか
を冷静に確認するための一助として活用してください。
👉 安楽死をめぐる賛否の論点を体系的に整理したい方は、こちらをご覧ください↓
👉 安楽死反対派・慎重派の人物と団体一覧|医師・障害者団体・法律・宗教・学者の主張を整理【完全ガイド】
安楽死 反対 緩和ケア医 一覧
各医師の見出しプロフィール
・廣橋(ひろはし) 猛|日本緩和医療学会 理事

「安楽死したい」「安楽死できる方がいい」という論調は必死に生きようとする人にとって、その生き方を否定される意見に聞こえるでしょう
もちろん、人それぞれ
安楽死を求めても、生きることを求めても
どちらでも自由…
だとしても
「死」への同調圧力は否定できないのです
👉更なる情報(発言・SNS・立場・所属学会など)はこちらから↓
👉 同調圧力など「強制リスク」についての詳細は、こちら↓
「安楽死の強制リスクとは何か│社会的圧力・同調圧力は本当に現実的なのか」
・勝俣 範之│緩和ケアと腫瘍内科の専門医

日本だと、緩和ケアがしっかりと理解、広まっていないので、安楽死に希望があるように誤解され、安易に安楽死に流れることを危惧します。
日本だとすぐにビジネスにしようとする輩が出てきたり(???)、病人を姥捨て山のように、安楽死に追い込んだりするような風潮(???)になったりすることを危惧します。
👉更なる情報(発言・SNS・立場・所属学会など)はこちらから↓
👉 滑り坂理論を用いた反対法については、こちらをご覧ください↓
「安楽死における滑り坂論とは何か|反対論とその反論を制度と事実から整理」
・新城 拓也│在宅緩和ケア医

👉更なる情報(尊厳死・安楽死を否定する緩和ケア業界)はこちらから↓
👉 70年前の話を持ち出して、それが普遍的に今でも通じるテーマかのような反論については、こちらで詳しく説明しています↓
「安楽死は命の序列化か|制度要件と自己決定の観点から検証する」
・西 智弘
・大津 秀一
・佐々木 淳
・木村 知
・萬田 緑平
・四宮 敏章(Dr. Tosh)
・鬼澤 信之
情報提供のお願い│彼女たちのためにも情報を求めます

本ページは、特定の立場を感情的に糾弾するためのものではなく、
誰が、いつ、どのような立場から、何を語ってきたのかを記録するための資料です。
追加情報・発言記録・公開資料をご存知の方は、
ぜひ情報提供をお願いします。
苦しみの中にある人々のために、
検証可能な情報の蓄積が必要です。
👉 世界各国の安楽死制度を知りたい方は、こちらで解説しています↓
👉 地図で確認する安楽死が合法の国 一覧と各国の制度↓
反対3分類
分類 | 定義 |
A | 安楽死・医師幇助死の合法化に明確に反対 |
B | 現行制度・法制化に慎重 |
C | 緩和ケアを優先し、安楽死の必要性に否定的 |
医師の立場マップ
安楽死への態度
明確な反対 ←──────────────→ 制度支持
A B C
明確な反対 条件付き慎重 条件付き支持
反対理由マップ
安楽死への反対・慎重論
│
┌──────┼──────┐
│ │ │
倫理 医学 制度
│ │ │
生命 緩和 強制
職業 ケア 滑り坂
倫理 の限界 意思能力
緩和ケアと安楽死の関係
患者の苦痛
↓
緩和ケア
↓
┌────────────┐
│ 多くの症状を軽減 │
└────────────┘
↓
なお難治性症状・存在的苦痛
↓
┌───────────────┐
│ 安楽死をめぐる制度・倫理議論 │
└───────────────┘
反対理由
論点 | 反対・慎重側の主張 | 根拠 | RiP:D側からの検討 |
緩和ケア | 苦痛を軽減できる | WHO・学術研究 | なお難治性症状あり |
同調圧力 | 死を選ぶ圧力が生じる可能性 | 倫理・制度研究 | safeguardsでどう対応するか |
医師倫理 | 医師が死をもたらすべきではない | 医療倫理 | 職業倫理と自己決定の調整 |
滑り坂 | 対象拡大の懸念 | 各国制度研究 | 実証データで検証 |
障害者 | 社会的圧力の可能性 | 障害者権利論 | 本人意思と制度保障 |
👉 世界の安楽死制度の成立経緯を年代順で知りたい方は、こちら↓
👉 世界各国の申請プロセスをまとめて確認する場合はこちら(ハイライト)↓
FAQ
Q1.なぜ緩和ケア医には安楽死に反対・慎重な医師が多いのですか?
A.理由は一つではありません。医師の職業倫理、生命を意図的に短縮することへの懸念、緩和ケアによって苦痛を軽減できるという医学的・臨床的考え方、患者への社会的圧力や強制の可能性への懸念など、複数の理由が挙げられています。ただし、すべての緩和ケア医が同じ理由で反対しているわけではありません。
Q2.緩和ケアがあれば、安楽死は必要ないのですか?
A.医学的には単純に「はい」とも「いいえ」とも言えません。緩和ケアは多くの身体的・心理社会的苦痛を軽減する重要な医療ですが、治療抵抗性の症状や存在的苦痛など、対応が難しいケースも研究されています。一方、安楽死制度の必要性については医学だけで決まる問題ではなく、法律・倫理・社会制度・自己決定の問題も含まれます。
Q3.安楽死と尊厳死は同じものですか?
A.一般には同じものではありません。積極的安楽死は、本人の意思に基づき第三者が生命を意図的に終結させる行為を指します。一方、尊厳死という言葉は文脈によって意味が異なりますが、一般には過度な延命治療を差し控えたり中止したりすることなどを指して用いられます。両者は法的・医学的に区別して考える必要があります。
Q4.このページは緩和ケアを否定しているのですか?
A.いいえ。本ページは緩和ケアそのものを否定することを目的としていません。緩和ケアは人生の最終段階における重要な医療です。その一方で、「緩和ケアがあればすべての苦痛が解決する」という主張については、医学的エビデンスに照らして検討する必要があると考えています。
Q5.医師の間でも安楽死に対する意見は分かれていますか?
A.はい。研究によって支持・反対の割合には大きな差がありますが、医師の意見が一枚岩ではないことは複数の研究で確認されています。国、医療専門領域、制度の有無、対象となる患者の条件などによって態度は変化します。
Q6.安楽死反対の医師は、全員が「緩和ケアで十分」と考えているのですか?
A.いいえ。安楽死に反対する理由には、緩和ケアだけでなく、医師の職業倫理、生命観、患者への社会的圧力、障害者への影響、制度の濫用防止、意思能力の判定など、さまざまな論点があります。
Q7.安楽死制度にはどのようなリスクが指摘されていますか?
A.主な論点として、本人の自由意思が社会的・家族的圧力によって歪められる可能性、意思能力の判定、対象者の範囲が拡大する可能性、障害者や高齢者などへの間接的な圧力、医療者の良心的拒否、制度監視のあり方などがあります。これらは制度設計上検討すべき重要な論点です。
Q8.反対論・慎重論についてもこのページでは扱っていますか?
A.はい。本ページでは、安楽死に反対・慎重な医師の主張を単に紹介するだけでなく、医師の職業倫理、緩和ケア、同調圧力、制度上のリスクなど、反対側から提示されている論点についても整理しています。制度化を検討する場合には、賛成側だけでなく反対・慎重側の主張を確認することが重要です。
Q9.日本では現在、安楽死は合法ですか?
A.日本には、積極的安楽死を一般的に合法化した法律は現在ありません。人生の最終段階における医療・ケアについては、厚生労働省のガイドラインに基づき、本人の意思決定を基本として、医療・ケアチームによる話し合いなどを通じて方針を検討する仕組みがあります。厚生労働省のガイドラインでは、生命を短縮させる意図をもつ積極的安楽死は対象外とされています。
Q10.このページでは、医師の「思想」や「動機」を推測していますか?
A.原則として推測しません。本ページでは、本人が公開した発言、所属機関・学会の公開資料、論文、講演記録、報道など、第三者が確認できる資料を重視しています。公開資料だけでは確認できない内心や動機については、断定を避けます。
Q11.このページの情報はどのような方法で調査していますか?
A.公開された一次資料を可能な限り確認し、医師本人の発言、所属機関・学会資料、公的機関資料、査読付き学術論文、PubMed収載論文などを照合しています。また、制度や所属は変更される可能性があるため、ページ更新時には最新情報の確認を行います。
嘆願書送付アクション
本サイトでは、各国制度、安全性・濫用防止、緩和ケア、身体疾患による苦痛と自殺などについて、国会提出用の補足資料も公開しています。
※世界の制度を比較したうえで、日本で制度設計を考える際には、適格要件、第三者審査、記録・報告、医療従事者の良心的拒否、障害者・高齢者等への配慮、緩和ケアとの関係などを個別に検討する必要があります。
書類 一覧
・嘆願書 本文『人道的終末選択の法制化に関する提言書』
・補足資料① 日本における安楽死制度の法的現状と制度的空白
・補足資料② 各国制度比較と日本への制度モデル
・補足資料③ 制度設計・安全性確保・濫用防止策
・補足資料④ 緩和ケアの限界と終末期医療の課題
・補足資料⑤ 身体疾患・身体障害による苦痛と自殺の実態
・カバーレター:ご挨拶(1ページ)
・要約文(2ページ)
参考文献・主要資料
本ページでは、公開された本人発言・専門機関資料・公的機関資料・査読付き学術論文等をもとに、安楽死・医師幇助死・緩和ケアをめぐる議論を整理しています。
1.医師・緩和ケア専門家の安楽死に対する態度
・McCormack R, Clifford M, Conroy M. Attitudes of UK doctors towards euthanasia and physician-assisted suicide: a systematic literature review. Palliative Medicine. 2012;26(1):23-33.DOI: 10.1177/0269216310397688PMID: 22190615
英国の医師を対象とした複数研究をレビューし、安楽死・医師幇助自殺に対する医師の態度と、その背景にある論点を整理しています。 PubMed
・Sheahan L. Exploring the interface between 'physician-assisted death' and palliative care: cross-sectional data from Australasian palliative care specialists. Internal Medicine Journal. 2016;46(4):443-451.DOI: 10.1111/imj.13009PMID: 26762669
オーストラリア・ニュージーランドの緩和ケア専門家を対象に、医師幇助死・安楽死への態度と緩和ケアとの関係を調査した研究です。PubMed
・Fredheim OM, Gravdahl E, Skulberg I, Magelssen M. Attitudes Toward Euthanasia and Physician-Assisted Suicide Among Norwegian Palliative Care Physicians. Palliative Medicine Reports. 2025;6(1):415-423.DOI: 10.1177/26892820251372012PMID: 41089436
ノルウェーの緩和ケア医を対象に、安楽死・医師幇助自殺への態度と、反対・支持の理由を調査した比較的新しい研究です。 PubMed
2.緩和ケアと安楽死の関係
・Gerson SM, Koksvik GH, Richards N, Materstvedt LJ, Clark D. The Relationship of Palliative Care With Assisted Dying Where Assisted Dying is Lawful: A Systematic Scoping Review of the Literature. Journal of Pain and Symptom Management. 2020;59(6):1287-1303.e1.DOI: 10.1016/j.jpainsymman.2019.12.361PMID: 31881289
安楽死・医師幇助死が合法化されている地域において、緩和ケアとassisted dyingがどのような関係にあるのかをレビューした研究です。両者の関係は、対立だけでなく、併存・協力・統合など複数の形態が存在すると報告されています。 PubMed
・Grove GL, Lovell MR, Hughes I, Maehler E, Best M.Voluntary-assisted dying, euthanasia and physician-assisted suicide: global perspectives-systematic review. BMJ Supportive & Palliative Care. 2025;15(4):423-435.DOI: 10.1136/spcare-2024-005116PMID: 40175060
世界各地の安楽死・医師幇助死に対する医師、患者、一般市民等の態度を大規模にレビューした研究です。制度や対象者の条件によって支持・反対の割合が大きく異なることを示しています。 PubMed
・Song Y-X, Tsai D-F-C. Worldwide physicians' attitudes toward euthanasia and physician-assisted death: A systematic literature review. Journal of the Formosan Medical Association. 2026.DOI: 10.1016/j.jfma.2026.04.053PMID: 42049566
2026年に公表された世界規模のsystematic reviewです。40研究を対象に、医師の安楽死・医師幇助死に対する態度を整理しています。国、制度、対象患者などによって態度が大きく異なることが示されています。 PubMed
3.緩和ケア・難治性症状に関する研究
Lucena A, Yuguero O. Systematic Review of Common Refractory Symptoms in the End-Of-Life Situation and Its Relation With Euthanasia. Omega. 2024;89(3):1113-1127.DOI: 10.1177/00302228221089123PMID: 35441562
終末期における治療抵抗性・難治性症状についてsystematic reviewを行った研究です。呼吸困難、せん妄、存在的苦痛などが検討され、緩和ケアで対応が難しい症状について整理されています。 PubMed
4.公的機関資料
・厚生労働省人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン
厚生労働省は、本人による意思決定を基本とし、医療・ケアチームとの十分な話し合いを重視しています。また、生命を短縮させる意図をもつ積極的安楽死は、このガイドラインの対象外としています。
・World Health Organization (WHO)Palliative Care
WHOは、緩和ケアを生命を脅かす疾患に伴う身体的・心理社会的・精神的苦痛を軽減するための重要な医療として位置付けています。 WHO|Palliative Care
本ページの調査方法と情報源
本ページでは、日本で安楽死・尊厳死・医師幇助死について公開の場で発言している医師・専門家について、公開情報をもとに整理しています。
調査対象
対象とするのは、本人の公式発言、講演・講演記録、専門誌・新聞・医療メディアでの発言、所属機関・学会等の公開資料、論文など、第三者が確認できる情報が存在する人物です。
主な情報源
以下の情報を優先しています。
本人による公式発言・公式SNS・著書・講演記録
所属医療機関・学会等の公式資料
厚生労働省などの公的機関資料
PubMed等で確認できる査読付き学術論文
大学・研究機関の公開資料
信頼性を確認できる報道機関・専門メディア
「反対」の分類について
「安楽死反対」という分類は、本人が安楽死・医師幇助死等についてどのような発言をしているかを確認したうえで行っています。
ただし、反対・慎重・条件付き支持などの立場は必ずしも明確に二分できるものではありません。そのため、本ページでは可能な限り本人の具体的な発言を示し、「明確な反対」「慎重な立場」「条件付きの立場」などを区別します。
情報の限界
公開情報だけから、個々の医師の内心、宗教的動機、政治的意図、経済的動機などを推測することはできません。
そのため、本ページでは確認できない動機について断定せず、公開資料から確認できる発言・行動・所属・研究等を中心に整理します。
また、所属・役職・制度等は変更される可能性があるため、掲載情報には確認時点を明記し、可能な限り最新情報を確認します。
運営方針
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個人の氏名・勤務先等を公開することよりも、公開資料・公的統計・学術論文・一次資料を提示し、読者自身が検証できる情報環境を作ることを重視しています。























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