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【イギリス安楽死 #3】イギリス安楽死法案の内容から見る 申請から終了までのプロセス 強制リスク回避のための保護措置(セーフティガード)の詳細
【イギリス安楽死法案の内容から見る 申請から終了までのプロセス 強制リスク回避のための保護措置(セーフティガード)の詳細】 本稿では、イギリスにおける、現在審議中の安楽死法を対象として、 ・「安楽死の申請から終了に至るまでの具体的プロセス」 ・「患者に不利益をもたらさないために設けられた保護措置(セーフティガード)」 ――以上の二点を注目しながら解説いたします。 イギリス国会ホームページ:安楽死法案に関するサイト https://bills.parliament.uk/bills/3774 ※実際の『安楽死法案』PDFはこちらより https://publications.parliament.uk/pa/bills/cbill/59-01/0212/240212.pdf ※現在のイギリス安楽死法案の進捗状況については、 こちらのページ へ 【法案名】 Terminally Ill Adults (End of Life) Bill ※日本語訳:『末期成人(終末期)法案』 【適格の条件】 1.末期疾患の成人(18歳以上)で、 回復不能な進行

リップディー(RiP:D)
2 日前


【イギリス安楽死 #2】イギリス上院議会で安楽死法案の審議が停滞:少数派の「遅延戦術」が20年超の審議を招く可能性
【イギリス上院議会で安楽死法案の審議が停滞】 イギリス上院議会(House of Lords)で審議されている 安楽死法案 (Terminally Ill Adults (End of Life) Bill:末期疾患成人のための人生終了法案) が、現在、 深刻な停滞 に陥っています。 背景には、反対派の少数上院(貴族)議員(Peers)による 大量の修正案提出 など、実質的な 「遅延戦術」 ともいえる行為があり、このままのペースでは審議に 20年以上 を要する可能性が指摘されています。 この法案は、「余命6か月以内」「判断能力のある成人」が医師の支援のもとで人生の最終選択をすることを認めようとするものです。 ・世論調査では 約80%が賛成 ・Dignity in Dying などの安楽死支持団体が長年キャンペーン ・2025年夏、下院では大きな反対なく通過 これまで経緯を振り返ると極めて順調に進んでいました。 ところが、上院は非選挙の貴族院という構造上、 伝統的価値観・宗教的信条を持つ少数派の影響力が強く 働きます。 「慎重審議」を名目にしていま

リップディー(RiP:D)
4 日前


【イギリス安楽死の動向 #1】 安楽死法案の進捗状況
【イギリス安楽死の動向】 今年2025年6月20日 イギリスで歴史的な瞬間が訪れました。 国会の外で結果を待つ支持者 イギリス 下院議会 で 『安楽死法案』の承認 。 実は 2014年にも、法案が一度提出 されましたが、その時は、下院審議(第2審議)で否決された苦々しい過去があります。 しかし今回は、委員会や第3審議をクリアし、最終的に無事に下院議会で承認され、長年、安楽死を支持してきた人々にとっては歓喜の瞬間でした。 一年前の 2024年7月29日 に法案が国会に提出されてから、 約1年間の審議を経て の承認となりました。かなりの時間を費やしましたが、その過程については別回で紹介します。 どれだけ待ち望んだ瞬間だったか…大変な喜びようです。 下院議会を通過した4日後の、 2025年6月24日 には貴族院(上院、日本でいう参議院)に法案が送られ、 第1回目の法案審議がスタート しています。 イギリスの法案成立プロセス そして現在(2025年11月14日時点)は、第2審議が終了し、 上院の委員会 (各党の代表者が集まった少数精鋭での討議)で精査され

リップディー(RiP:D)
11月14日
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