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【アメリカ安楽死 #4】安楽死 法制化|ニューヨーク州で制度成立と反対論点の整理
【安楽死 法制化|ニューヨーク州で制度成立と反対論点の整理】 🎧音声による動画解説 要約図(自由使用可) 1.ニューヨーク州の安楽死制度とは?成立した法案の概要 前回の記事(10月10日)では、ニューヨーク州で安楽死法案(Medical Aid in Dying Act)が州議会で承認されたのに、 なかなか知事が署名しない …そんな不透明な状況が続いているとお伝えしました。 今回はその続報と結末です。 2.成立までのプロセス:議会可決から知事署名まで まず振り返ると、この安楽死法案は 2025年6月、ニューヨーク州下院と上院を通過 していました。末期患者(余命6か月以内)が自らの意思で医師の支援を受けて死を選択できる制度です。 支持派は「苦痛からの解放の選択」と語り、反対派は「社会的弱者への圧力」などを懸念し大論争が続いていました。 3.反対論点まとめ:危惧される社会的・倫理的懸念 やはり、カトリック教徒団体、障害者団体は、(全てでないものの)強硬に反対してきます。これは世界普遍の現象です。 主な反対集団 アグダス (Agudath Isra

リップディー(RiP:D)
2025年12月20日


【アメリカ安楽死 #3】アメリカ安楽死 イリノイ州の法制化と現状|Medical Aid in Dying 解説
🎧音声による動画解説 要約図(自由使用可) アメリカ安楽死 イリノイ州で法制化| Medical Aid in Dying 最新情報 2025年12月13日 、イリノイ州知事が、10月31日に州議会で承認されていた安楽死法案に正式に署名をしました。これによりイリノイ州は 13番目の安楽死合法化州 となりました。 1.制度の概要と法的位置づけ イリノイ州における安楽死合法化の議論は、正確には「 Medical Aid in Dying(以下、MAiD) 」、つまり医師が処方した薬剤を 患者自身が服用することによって死に至る制度 となります。 これは医師が直接死をもたらす行為ではなく、 患者の自己決定を最終段階まで尊重する制度 として、米国の複数州で導入されています。 イリノイ州議会で可決された法案は、 末期疾患患者に限定 し、 厳格な要件と多層的な審査 を課した上で、医師による死の幇助を例外的に認める内容となっています。米国においては、オレゴン州を嚆矢として、ワシントン州、カリフォルニア州、コロラド州、ニュージャージー州などが同様の制度を既に導入

リップディー(RiP:D)
2025年12月15日


【アメリカ安楽死 #2】アメリカ オレゴン州 安楽死 法ガイド:申請から手続き・保護措置まで全プロセスを徹底解説
🎧音声による動画解説 要約図(自由使用可) オレゴン州 安楽死 法| 申請から手続き・保護措置まで全プロセス解説 本稿では、アメリカ オレゴン州における安楽死法を対象として、 ・「安楽死の申請から終了に至るまでの具体的プロセス」 ・「患者に不利益をもたらさないために設けられた保護措置(セーフティガード)」 ――以上の二点に注目しながら解説いたします。 オレゴン州安楽死法とは|外部リンク情報 https://www.oregon.gov/oha/ph/providerpartnerresources/evaluationresearch/deathwithdignityact/pages/index.aspx?utm_source=chatgpt.com ※上記は 一般市民に向けた 『非常に分かりやすいサイト』となっているので参考にしてみてください。 アメリカでは安楽死(※厳密には自殺ほう助)のことを 『Death with Dignity』 と、一昔は呼称されていました(日本語に訳すと“尊厳死”と変換されますが、 日本語表現の尊厳死ではない.

リップディー(RiP:D)
2025年12月10日


【アメリカ安楽死 #1】安楽死 ニューヨーク|法案成立の経緯と知事署名待ちの最新状況
🎧音声による動画解説 要約図(自由使用可) 医療的安楽死 ニューヨーク州| 議会承認から知事判断までの最新動向 アメリカ ニューヨーク州の位置 遡ること5か月以上前の2025年6月9日、 ニューヨーク州の議会で安楽死法案が承認 されました。 画像をクリックするとソース記事へ ⇩ ニューヨーク州民の安楽死制度の支持率 安楽死の適応基準は 『余命6か月以内の末期疾患に限定』 という厳しいものですが、 72%の州民 の声が州議会にて反映された形です。 知事の署名遅延とその背景(宗教・倫理・政治の視点) アメリカの全国医師会は安楽死に反対していますが、 州の 医師会 は、自殺ほう助(いわゆる安楽死)の合法化を支持 しています。 日本と違って、ニューヨーク州の 『ALS障害者団体』 も安楽死の支持 を表明しています。 州の 『(宗教)教会評議会』 も安楽死法案を支持していましたが、しかし 『ニューヨーク州 カトリック会議 』という団体は反対 していました。 今後の見通し:成立へのスケジュールと法制化の可能性 しかし9月6日から 5か月以上も過ぎている..

リップディー(RiP:D)
2025年10月19日
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