top of page

イギリス安楽死は合法化される?法案の審議状況と成立の可能性

執筆者の写真: リップディー(RiP:D)
リップディー(RiP:D)
2025年11月14日
読了時間: 16分

更新日:3 日前

最終更新日:2026年10月29日

※更新履歴:イギリスの安楽死法案の審議状況を確認・更新|関連資料を再確認し、情報の整理と記述を見直し|内部リンクの追加


👉 安楽死の基本的な仕組みや全体像を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください↓


👉 安楽死の定義と分類(積極的・消極的・間接的)の違いは、こちらで整理しています↓


👉 混同されやすい、安楽死と尊厳死の違いをを知りたい方は、こちら(延命治療との関係も整理)↓






イギリスでは現在、

安楽死(Assisted Dying)の合法化をめぐる法案が国会で審議されています。


2025年6月、下院(House of Commons)は末期患者に医師の支援による死を認める法案を可決しました。

現在は上院(House of Lords)で審議が進んでおり、成立するかどうかが大きな注目を集めています。


この記事では、イギリス安楽死法案の内容と現在の審議状況、

そして今後の見通しをわかりやすく解説します。




👉 世界各国の安楽死制度を知りたい方は、こちらで解説しています↓


👉 世界の安楽死制度の成立経緯を年代順で知りたい方は、こちら↓



🎧音声による動画解説



要約図(自由使用可)


英国安楽死法案の進捗をまとめた青赤基調の情報図。国会議事堂と時計塔の背景に、再提出から否決までの年表と論点が並ぶ。



1.イギリス安楽死法案の進捗状況と現在の審議動向


今年2025年6月20日

イギリスで歴史的な瞬間が訪れました。


ピンクの服を着た人々がプラカードを持ってデモ。プラカードには「YES TO CHOICE」などのテキスト。背景に木々が見える。
国会の外で結果を待つ支持者


イギリス下院議会で『安楽死法案』の承認


実は2014年にも、法案が一度提出されましたが、その時は、下院審議(第2審議)で否決された苦々しい過去があります。

しかし今回は、委員会や第3審議をクリアし、最終的に無事に下院議会で承認され、長年、安楽死を支持してきた人々にとっては歓喜の瞬間でした。

一年前の2024年7月29日に法案が国会に提出されてから、約1年間の審議を経ての承認となりました。かなりの時間を費やしましたが、その過程については別回で紹介します。


どれだけ待ち望んだ瞬間だったか…大変な喜びようです。



※👉 安楽死をめぐる賛否の論点については、こちらで体系的に整理しています。


👉 安楽死反対運動とは?|宗教・緩和ケア・情報発信から見る背景と構造


👉 安楽死反対派・慎重派の人物と団体一覧|医師・障害者団体・法律・宗教・学者の主張を整理【完全ガイド】




2.下院通過後、即、貴族院にて審議を開始


下院議会を通過した4日後の、2025年6月24日には貴族院(上院、日本でいう参議院)に法案が送られ、第1回目の法案審議がスタートしています。


貴族院で黒い上着の女性が法案について話しています。周りには青色の服の人々。背景に赤い椅子。画面下に字幕。


ビッグベン横に立法過程図。上院、下院、皇室承認の段階を示す。コミッティ段階は強調。赤字で文字あり。
イギリスの法案成立プロセス

そして現在(2025年11月14日時点)は、第2審議が終了し、上院の委員会(各党の代表者が集まった少数精鋭での討議)で精査されている状況です(黄色の四角)。


法案の進行状況を示す図。下院と上院での各ステージの完了状況がチェックマークで表示され、上院の委員会段階が進行中。

イギリスの国会ホームページURL


委員会レベルでは、国会議員はもちろんのこと、国内外の専門家(医師、緩和ケア医、看護師、弁護士など)、また海外の安楽死合法国の医師などが、証人喚問として招かれ、オープンな形式で討議されます(TVとネットで中継できますしアーカイブでも視聴可能)。


下院の委員会レベルでは、

一般の人々の代表者や、安楽死協会も呼ばれていました(別回で紹介)。



👉 日本では安楽死はどのように扱われているのか、法的な位置づけはこちらで解説しています。




3.動画で観るイギリス上院議会での審議

緩和ケアについて議論


以下に、直近で審議された上院・委員会の模様を掲載しておきます。

日本の医療関係者と、イギリス(豪州、ニュージーランドを含む)の医療関係者との『

人生の最終段階』に対する圧倒的な『差』を感じることができるでしょう。



👉 安楽死と関係が深い「緩和ケアと安楽死の違い」は、こちらで整理しています↓


👉 緩和ケアの限界とは?│難治性疼痛・緩和的鎮静と安楽死を考える↓


👉 持続的深い鎮静の限界とは?│緩和ケアにおける目的・適応・安楽死との違いと限界


法案責任者、キム・リードビーター議員

法律が死にゆく人々に関わる場合、私たちは彼らとその家族の声を聞かなければなりません。

彼らは変化が必要な理由を誰よりもよく知っています -

愛する人が悲しみと起訴の恐怖に直面することは決してあってはならず、死にゆく人が自分の望みに反して苦しむことを強いられるべきではありません。



👉積極的安楽死の意味についての解説は、こちら↓


上院の委員会では、緩和ケアの問題から集中的に討議


世界中で、援助死(安楽死)と緩和ケアは手を取り合って機能しています。

援助死が合法であるすべての国で、緩和ケアへのアクセスは低下するどころか向上しています。

慈悲と選択は共存できます。


イギリス緩和ケア協会の会長


カイト博士、緩和医療協会会長:

「それが可能だと知ることは大きな慰になります。オーストラリアの親戚がそう教えてくれました。」

#AssistedDying を国際的に求める多くの人々は、実際にはそれを利用しません。

選択肢があるだけで大きな慰めになります。


ニュージーランドの緩和ケア医

下院ではオーストラリアの緩和ケア医が招聘


「患者とその家族からの圧倒的なフィードバックは感謝でした。」

ジーン・スネリング博士は、貴族院特別委員会に対し、ニュージーランドの尊厳死の経験が、慈悲、安全、選択が実践の中で共存し得るし、実際に共存することを示していると語りました。


イギリスの緩和医療の名誉コンサルタント医師


サム・アフマドザイ教授:

安楽死は緩和ケアと並行して機能し得る。

他国では、コミュニティや専門サービスの支援を受けて、在宅でしばしば行われている。

彼は、両者が同時進行で進むべきだと強調している——患者に適切なタイミングで質の高い終末期の選択肢を提供するためだ。


司法大臣の発言

サラ・サックマン司法大臣(KC、MP):

「現状は…一部の人が慈悲深いと表現するかもしれない行動が、実質的に犯罪化されてしまい、一部の人々が自らの命を絶つことを余儀なく感じるという害悪を生み出しています。」

この法案は、現在の法律の害悪に対処し、慈悲を犯罪化しないことを目指しています。


王立看護大学の教授

「医療で間違ったことをするとき、それは通常、私たちが父権的であるため(※パターナリズム)です。」ニコラ・レンジャー、王立看護大学。

死にゆく人々にとって安全な選択肢は、末期疾患の患者に力を取り戻し、現状の残酷な害を防ぐことです。

軟骨無形成症を患っており、車椅子を使用


「障害者の大多数が、援助付き死を支持している。」

トム・シェイクスピア卿は、この法案は現状の法律よりも思いやりがあり、安全であると述べました。

末期疾患の成人を対象とした援助付き死(※ The assisted dying, 自殺ほう助)が合法である国々からの証拠は、これらの法律が安全に機能していることを示しています。




👉 緩和ケアの限界とは?終末期の苦痛と安楽死制度を考える|国立がん研究センター・京都大学のデータ


👉 緩和ケアの限界とは何か|痛みが消えない終末期医療の実態と国内外の証言




4.今後の見通し|イギリス安楽死法案は成立するのか


上院・委員会が終了すると、上院本会議での第3審議へと向かいます。

おそらく年内には決着が着くと想定しておいて良いでしょう。

現首相であるキール・スターマー氏も「クリスマスまでには法案を成立させたい」と明言していました。


日本のメディアは、安楽死を反対する人々や集団に忖度する傾向があるので、大々的に報じることはないでしょう。

しかし、法案が成立したら世界中メディアが大きく取り扱うビッグニュースとなります。


今のところ順調に進行していると思いますので、欧州ヨーロッパを歴史的に牽引してきた大国イギリスの安楽死の特報を、皆様、“首を長くして”お待ちください。


イギリスの安楽死協会(Dignity in Dying: DID)


歴史的な変革が手の届くところにあります。

安楽死法案は下院で重要な投票を通過し、現在上院で審議されています。

貴族院議員の皆さんが国民の意思を尊重し、慈悲を届ける時です。




👉 安楽死とは何かを整理したい方は、こちらで全体像を確認できます↓


👉 地図で確認する安楽死が合法の国 一覧と各国の制度↓


👉 日本の安楽死の歴史・事件を知りたい方は、こちらをご覧ください↓




【英国・終末期患者の安楽死法案 審議の流れ】

(2025年11月14日時点)


2024年10月16日

下院に法案提出

 ↓

2024年11月29日

下院・第二読会

 ↓

2025年6月20日

下院で可決

 ↓

2025年6月23日

上院に送付

 ↓

2025年9月12日

上院・第二読会

 ↓

2025年11月14日時点

上院・委員会審議中

 ↓

今後の予定

委員会審議の完了

 ↓

報告段階

 ↓

第三読会

 ↓

下院と上院の修正案調整

 ↓

国王の裁可

 ↓

成立・法律化


【重要】

2025年11月14日時点では、法案は成立していません。

下院で可決されても、上院での審議と国王の裁可を経る必要があります。



制度比較表

比較項目

英国の2024–26年法案

カナダのMAiD

オランダの制度

記事で扱う位置づけ

法案・審議中の提案

法制度として運用

法制度として運用

対象者

法案本文に基づき説明

カナダの法令に基づき説明

オランダ法令に基づき説明

余命要件

法案の該当条文を参照

英国法案と条件が異なる

英国法案と条件が異なる

意思決定の審査

法案の規定を確認

現行法・指針を確認

法令・審査委員会の基準を確認

監督・報告

法案の規定と審議状況

公的報告・監督資料

公的報告・審査制度

比較時の注意

成立した法律と混同しない

英国の法案に直接一般化しない

英国の法案に直接一般化しない

👉 世界各国の申請プロセスをまとめて確認する場合はこちら(ハイライト)↓



賛成・反対・慎重論の比較表

論点

賛成側で重視される考え方

反対・慎重側で重視される考え方

自己決定

終末期の本人の選択を尊重する

社会的圧力の下での選択にならないか

苦痛

本人が耐え難いと感じる苦痛への対応

苦痛の評価や緩和策の十分性

障害者の権利

個人の意思と選択の自由

障害や依存状態が不利益な選択を促さないか

安全対策

法律による条件と審査を設ける

審査の実効性、誤判定、制度運用の監督

医療・介護

既存の支援と新たな選択肢の両立

支援不足が選択に影響しないか

制度導入後

運用状況を公開して改善する

想定外の影響をどう検出し是正するか

👉 安楽死の強制リスクとは?社会的圧力・同調圧力は本当に現実的なのか


👉 安楽死の「滑り坂論」とは?反対論・実証研究・海外制度から検証


👉 安楽死制度は不要なのか?社会支援だけでは解決できない苦痛を検証




FAQ(よくある質問)


Q1. イギリスの安楽死法案は、2025年11月14日時点でどの段階にありましたか?

A. 2025年11月14日時点では、「Terminally Ill Adults (End of Life) Bill」は下院で可決された後、上院の委員会段階で審査されていました。下院での可決は、法案が法律として成立したことを意味するものではありません。審議の経緯については、英国議会の公式資料を参照してください。


Q2. この法案でいう「安楽死」とは何ですか?

A. 日本語の「安楽死」は、異なる行為や制度を指す場合があります。英国の法案では、末期患者が自らの命を終えるための援助を受ける制度が提案されていました。医療従事者が薬剤を投与する積極的安楽死と、本人が自ら薬剤を使用するための援助は、行為の内容が異なります。本記事では、英国の法案本文に沿って制度を説明します。


Q3. 安楽死と尊厳死は同じ意味ですか?

A. 必ずしも同じではありません。「尊厳死」は、治療の差し控え・中止、終末期の医療、本人の意思の尊重など、文脈によって異なる意味で使われます。一方、積極的安楽死や医師による自殺幇助は、生命を終えることに直接関わる行為を指します。用語を使う際には、それぞれの定義と法的な位置づけを区別する必要があります。


Q4. 安楽死制度を認めることは、緩和ケアを否定することになりますか?

A. 必ずしもそうとは限りません。ただし、援助死と緩和ケアの関係については、医療倫理や制度設計の観点から議論が続いています。患者が十分な緩和ケアや社会的支援を受けられること、選択肢について適切な説明を受けられること、本人の意思が尊重されることは、重要な検討事項です。


Q5. 英国の法案に反対する人々は、どのような点を懸念しているのですか?

A. 主な論点には、本人の意思の自発性、家族や社会からの圧力、障害者や高齢者の権利、苦痛の評価、医療・介護支援へのアクセス、審査制度の実効性などがあります。これらの懸念については、英国議会の委員会報告書や公開証言を参照し、賛成側の主張と区別して検討する必要があります。


Q6. 法案に安全対策が盛り込まれていれば、リスクはなくなるのでしょうか?

A. 法律に審査や手続き上の条件を設けることは、制度設計における重要な要素です。しかし、条文に条件が記載されていることと、現場でその条件が確実に実行されることは同じではありません。審査の実効性、意思決定能力の評価、監督、報告、制度導入後の検証などを含めて考える必要があります。


Q7. カナダやオーストラリアなどの経験を、そのまま英国に当てはめることはできますか?

A. そのまま当てはめることはできません。各国では、対象者、余命要件、審査方法、医療制度、緩和ケアの提供体制、監督制度などが異なります。他国の経験は比較の参考になりますが、英国の法案の評価には、英国の法案本文、議会資料、制度設計に即した検討が必要です。


Q8. 下院で可決された法案は、必ず法律になるのでしょうか?

A. いいえ。英国では、法案は議会の所定の手続きを経る必要があります。下院で可決されても、その後の上院での審議、修正、両院間の調整などが残る場合があります。したがって、下院可決と法律の成立は区別して理解する必要があります。


Q9. このページでは、安楽死の合法化に賛成する意見だけを紹介しているのですか?

A. 本記事は、英国の法案の審議経過と、そこで提示された主な論点を整理することを目的としています。サイトとしての提言と、議会で確認できる事実や専門家の意見は区別して記載する必要があります。反対・慎重論についても、議会資料や関連する研究を通じて確認できるようにし、読者が根拠をたどれる構成を目指します。


Q10. この記事の情報は、いつ時点のものですか?

A. 本記事の歴史的な記述の基準日は2025年11月14日です。法案の進捗や制度の状況は、その後の議会手続きによって変わる可能性があります。後日判明した情報を追加する場合は、当時の記録と区別して、更新日と出典を明示します。




嘆願書送付アクション


本サイトでは、各国制度、安全性・濫用防止、緩和ケア、身体疾患による苦痛と自殺などについて、国会提出用の補足資料も公開しています。



書類 一覧


・嘆願書 本文『人道的終末選択の法制化に関する提言書』

・補足資料① 日本における安楽死制度の法的現状と制度的空白

・補足資料② 各国制度比較と日本への制度モデル

・補足資料③ 制度設計・安全性確保・濫用防止策

・補足資料④ 緩和ケアの限界と終末期医療の課題

・補足資料⑤ 身体疾患・身体障害による苦痛と自殺の実態

・カバーレター:ご挨拶(1ページ)

・要約文(2ページ)



👉 日本に安楽死制度を導入するための5つのポイント|制度化への課題・世界の動向・実現への道筋↓








参考文献・公的資料


本記事では、英国議会の法案本文・議会資料を一次資料として優先し、医療倫理、苦痛の評価、緩和ケア、制度運用に関する査読論文を補助資料として参照します。


A. 英国議会・公的資料

1. UK Parliament. Terminally Ill Adults (End of Life) Bill 2024–26.

英国の「Terminally Ill Adults (End of Life) Bill」の法案本文、審議経過、関連資料を確認するための公式ページです。


2. House of Lords, Terminally Ill Adults (End of Life) Bill Committee. Report of Session 2024–26, HL Paper 204. 2025.

上院委員会による法案の精査報告書です。安全対策、制度運用、証人の意見など、法案に関する論点を一次資料として確認する際に参照します。


3. House of Commons Library. Terminally Ill Adults (End of Life) Bill 2024–25: Progress of the bill. 9 May 2025.

下院での法案審議の経緯を、英国議会図書館が整理した調査資料です。議会手続きや修正案の経過を確認するために使用します。



B. 査読付き学術論文

4. Chochinov HM, Fins JJ. Is Medical Assistance in Dying Part of Palliative Care? JAMA. 2024.

DOI:10.1001/jama.2024.12088PMID:39259560

医療による死への援助と緩和ケアの関係を論じた論説です。両者の関係を一律に断定せず、医療倫理上の議論を紹介する際に参照します。


5. Henry M, Alias A, Bisson-Gervais V, Liu JY, Dargis L, Gauthier L, Tapp D, Greenfield B, Mishara B. Medical assistance in dying in Canada: A scoping review on the concept of suffering. Psycho-Oncology. 2023;32(9):1339–1347.

DOI:10.1002/pon.6196PMID:37496186

カナダの医療による死への援助に関する文献を調査し、苦痛の評価と対応を検討したスコーピングレビューです。身体的苦痛だけでなく、心理的・実存的・社会的な苦痛も論点となることを整理するために参照します。


6. Gupta M, Blouin S. Ethical judgment in assessing requests for medical assistance in dying in Canada and Quebec: What can we learn from other jurisdictions? Death Studies. 2022;46(7):1608–1620.

DOI:10.1080/07481187.2021.1926636PMID:34097584

医療による死への援助を申請する人の状況を倫理的に評価する難しさを検討した論文です。法律上の要件と個別の倫理的判断を区別して説明する際に参照します。


7. Close E, Gupta M, Downie J, White BP. Medical assistance in dying in Canada: A review of regulatory practice standards and guidance documents for physicians. Palliative Care and Social Practice. 2025;19:26323524251338859.

DOI:10.1177/26323524251338859PMID:40568215PMCID:PMC12188091

カナダの医師向け実務基準・指針を検討したレビューです。法律だけでなく、医療現場で制度を運用する際の基準も重要であることを検討する補助資料として参照します。


8. Thomas R, Pesut B, Puurveen G, et al. Medical Assistance in Dying: A Review of Canadian Health Authority Policy Documents. Global Qualitative Nursing Research. 2023;10:23333936231167309.

DOI:10.1177/23333936231167309PMID:37168395PMCID:PMC10164855

カナダの保健当局による方針文書を分析した研究です。制度を支える行政上の指針や運用方針を検討する際に参照します。



資料の読み方について

英国の法案の内容や審議段階については英国議会の一次資料を優先します。カナダなど他国の研究は、苦痛の評価、緩和ケアとの関係、医療現場の運用上の課題を理解するための補助資料です。異なる法制度の研究結果を、英国の法案にそのまま当てはめることはしません。

また、論文の種類(原著研究、レビュー、論説など)と研究対象国を区別し、各資料が裏付ける範囲を明示します。




情報の基準日:2025年11月14日

本記事は、英国の「Terminally Ill Adults (End of Life) Bill」をめぐる審議状況について、2025年11月14日までに公表された議会資料・公的情報を基に整理した記録です。

法案の審議状況、修正案、成立見通しは、その後の議会手続きによって変わる可能性があります。本文では、当時確認できた事実と、当時の時点での見通し・評価を区別して記載しています。

※後日判明した動向を追加する場合は、本文の歴史的記述と区別し、更新日および参照した一次資料を明示します。


本記事の情報源・調査方法

本記事では、安楽死・医師幇助自殺に関する法制度や議会審議の経緯について、正確性と検証可能性を重視し、各国の政府・議会の公式資料、法令、公的報告書、査読付き学術論文などを参照しています。

また、制度の推進・支持する立場だけでなく、反対・慎重な立場からの資料も可能な限り確認し、法的事実と政策的評価、RiP:Dとしての考察を区別して記載するよう努めています。

法案の審議状況は時期によって変化するため、本記事では情報の基準日を明示し、可能な限り原資料へのリンクを掲載しています。

コメント

5つ星のうち0と評価されています。
まだ評価がありません

この投稿へのコメントは利用できなくなりました。詳細はサイト所有者にお問い合わせください。

Rest in Peace with Dignity
 (RiP:D リップディー)
~安楽死の合法化をめざす会~

連絡先

・X公式アカウント
 

鶴 折り紙アイコン

・YouTube 公式チャンネル

リップディーのYouTubeチャンネルの紹介画像

国内外の安楽死制度・法律・社会的議論について
最新情報を毎日発信しています。

安楽死制度・法制度の理解に役立つ、

国内外の解説動画や関連コンテンツを
YouTubeで紹介しています。

リップディー(RiP:D)~安楽死の合法化をめざす会~| 安楽死制度の成立

bottom of page