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安楽死が合法の国一覧【2026年最新版】年代順+制度の違いもチェック

  • 執筆者の写真: リップディー(RiP:D)
    リップディー(RiP:D)
  • 2025年9月27日
  • 読了時間: 6分

更新日:1 日前

※最終更新日:2026年4月20日(随時更新)


👉 安楽死の基本的な仕組みや定義については、まずこちらで整理できます。



【年代順】安楽死が合法化された国・地域一覧


安楽死制度は、ある日突然広がったものではありません。

数十年にわたる議論と制度設計の積み重ねによって、段階的に世界へ広がってきました。


このページでは、その流れを「年代順」で整理し、どの国がいつ、どのように制度を導入したのかを一目で理解できるようにまとめています。


2000年代以降、安楽死は“例外的な制度”から“国際的な政策テーマ”へと変化しています。


各国名をクリックすると、

それぞれの国における安楽死制度の詳細ページをご覧いただけます。



安楽死 合法 国



1980年

 安楽死協会DGHSが誕生。

 ※初の実施例は1984年。



1982年

 安楽死(民間)団体『Exit』が誕生。 

 事実上の合法化(not 法制度化) 

 ※1943年の法律は安楽死の是非とは関係なく『恋人の心中事件』絡みの法律



1995年

 ノーザンテリトリー地域

 世界で初めての安楽死法案

 初めての安楽死を法制度した『地域』

 ※わずか1年間の実施で以後無効(この時『サルコ』のフィリップニチケが活躍)



1997年

 オレゴン州 アメリカで初めて安楽死制度が成立した州 

 ※現在は14州で合法化


アメリカの地図。安楽死が認められている州がピンク色で表示。14州の名前と年号。下部に法制化日付のテキスト。


2001年

世界で初めて安楽死制度が成立した国

(2002年に運用スタート)


2002年

ベルギー 安楽死制度が成立


2009年

・ルクセンブルク 安楽死制度が成立



2015年

カナダ        安楽死制度が成立

コロンビア    同上



2019年

 ビクトリア州 豪で初めて法制度化した州 

 ※現在はノーザンテリトリーを除く全ての州で法制度化


オーストラリアで安楽死が認められている州の地図。オーストラリアとニュージーランドの地図。ピンクで法制化済み、黄色で審議中の地域を示す。各州に実施日が記載。

 憲法裁判所が「自殺ほう助は必ずしも犯罪に該当しない」と判決

 ※それを受けて2022年に支援団体『ルカ・コシオーニ協会』が初めて(自前で)安楽死を実施=合法化



2020年

 最高裁判所「自殺ほう助の厳格な禁止は違憲」

 (司法により明確に合法化)



2021年

・オーストリア 安楽死制度が成立 

スペイン      同上



2023年

・ポルトガル  安楽死制度が成立

・キューバ              同上


2024年

・エクアドル    安楽死の合法化


 女性の難病患者が安楽死にて亡くなる(合法化が確定 not 法制度化) 

 ※最高裁判所が2022年に特例で『安楽死』を許可



2025年

 トスカーナ州で安楽死が正式に法制度化 

 ※イタリアは2019年に裁判の判例では認められていたが、トスカーナ州では法制度へ(2月11日)


・マン島(イギリス王室の領地)

 安楽死制度の成立(3月25日)


・デラウェア州 in アメリカ

 安楽死制度の成立(5月21日)


・エストニア

 司法が自殺幇助を合法化(5月)


スロベニア

 安楽死制度の成立(7月18日)

 →その後11月の国民投票の結果、廃案


 安楽死制度の成立(10月16日)

 ※南米で初めての法制度化した地域


イリノイ州 in アメリカ

 安楽死制度の成立(12月13日)


ニューヨーク州 in アメリカ

 安楽死制度の成立(12月27日)



2026年

ジャージー島(英国王領地)

 安楽死制度の成立(2月26日)




注意

・安楽死の合法化=安楽死が認められている事 or 認められている状況

 ※国家システムとしての法律がないこともあり

 (ex.スイス、ドイツ、イタリア、ペルーなど)


・安楽死の法制化=国会にて議論され国家システムとして成立したこと

👉詳しくは「安楽死制度はどう導入されるのか」を参照してください↓



👉 安楽死には複数の形態があり、「どこまで認めるか」によって制度の意味は大きく変化。



2000年以前に安楽死が合法化された国

スイス (ドイツ) アメリカ


2000年代に安楽死が合法化された国

オランダ ベルギー ルクセンブルク


※👉 安楽死の制度化は、緩和ケアの発展とも密接に関係しています。



2010年代に安楽死が合法化された国

カナダ コロンビア

オーストラリア イタリア


2024年以前に安楽死が合法化された国

ドイツ オーストリア

ニュージーランド スペイン

ポルトガル キューバ

エクアドル ペルー


備考:大枠の潮流イメージ


・1970年代~2000年は

 安楽死の『草創期』


・2000年~2015年前後は

 『発展期』 

 ※この時期、世界では残酷な延命治療という悪習は虐待と見なされ淘汰 

 (=消極的安楽死(日本でいう尊厳死法案)が世界中で成立していく)


・2015年前から『成長期』へ 。




※👉 安楽死制度の是非については、倫理・宗教・社会制度など多様な観点から議論されています。


👉 各国の安楽死制度や最新動向については、世界の安楽死動向(世界地図つき)をまとめたこちらの記事もご覧ください


FAQ


Q. 安楽死が最初に合法化された国はどこですか?

A. 世界で初めて安楽死制度を法的に整備した国はオランダで、2001年に成立し2002年から運用が開始されました。


Q. なぜ2000年代以降に安楽死が広がったのですか?

A. 医療の発展により延命治療が可能になった一方で、患者の自己決定権や尊厳を重視する考えが広がったためです。


Q. 安楽死はすべての国で法律として整備されていますか?

A. いいえ。スイスやドイツのように、法律ではなく判例や解釈によって事実上認められている国もあります。


Q. 現在、安楽死はどの地域で広がっていますか?

A. ヨーロッパを中心に、北米や南米、オセアニアでも制度化が進んでいます。


Q. 今後、安楽死が合法化される可能性のある国はどこですか?

A. イギリスやフランスなどでは法案が議論されており、今後の動向が注目されています。




👉 安楽死問題の全体像を体系的に理解したい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。



「世界の安楽死制度の全体像」については、こちらをご覧ください↓

▼関連記事

 

👉安楽死と尊厳死の違いをわかりやすく解説


👉安楽死と自殺の違い

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