安楽死が認められている国│世界で合法の国一覧|日本との違いと条件を分かりやすく解説【2026年最新】
- リップディー(RiP:D)

- 3月29日
- 読了時間: 7分
更新日:7月25日
※最終更新日:2026年7月17日(随時更新)
👉 安楽死の基本的な仕組みや全体像を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください↓
👉 安楽死の定義と分類(積極的・消極的・間接的)の違いは、こちらで整理しています↓
安楽死はすべての国で認められているわけではなく、合法としている国は限られています。
例えば、オランダやベルギーなどでは一定条件のもとで認められていますが、日本では違法です。
「どの国なら認められているのか」
「どんな条件があるのか」
と気になる方も多いでしょう。
本記事では、安楽死が合法な国(世界で認められている国)とその制度の違いをわかりやすく解説します。
安楽死が合法な国(認められている国)および検討されている国々 一覧 (世界 安楽死 合法 認められている国)
地図で確認 世界の安楽死 動向

国・地域 | 積極的安楽死 | 自殺幇助 | 特徴 |
オランダ | ○ | ○ | 世界初の制度化 |
ベルギー | ○ | ○ | 未成年にも適用 |
スイス | × | ○ | 医師関与が限定的 |
カナダ | ○ | ○ | 医療制度に組み込み |
日本 | × | × | 制度なし |
最新の動向
・イギリス
・フランス
📝世界の安楽死制度
世界の安楽死 動向(世界地図)
年代順 安楽死 合法国
世論調査(海外)
※👉 日本における安楽死の法律的扱いについては、こちらで詳しく解説しています↓
※👉 混同されやすい、安楽死と尊厳死の違いをを知りたい方は、こちら(延命治療との関係も整理)↓
世界の安楽死制度 比較
・制度の導入方法:立法 or 司法ルート
・末期患者のみ vs 非末期も適応 2型
・医師投与 or 自己投与 or 両方型 3型
※世界の安楽死制度は一様ではなく、「積極的安楽死を認める国」「自殺幇助のみ認める国」「両方とも可能でどちらか選択できる国」の3つに大きく分類できます。
宗教(キリスト教)
法制度(自己決定権)
医療体制
の差で決まります。
・医師2名完結型 vs +第3者審査型 2型
※👉 安楽死と関係が深い「緩和ケアと安楽死の違い」については、こちらで整理しています↓
世界の安楽死法 解説

※安楽死制度の違いは、単なる法律の違いではなく、
「生命の自己決定をどこまで認めるか」という国家ごとの価値観の違いを反映しています。
📝世界の安楽死法 各国ハイライト
【世界の安楽死制度】申請条件と手続き|適格要件・申請から実施までの流れ↓
・アメリカ オレゴン州 安楽死法
・イギリス 安楽死法案
・オーストラリア ビクトリア州 安楽死法
・オランダ 安楽死法
・カナダ 安楽死法
・スペイン 安楽死法
・台湾 安楽死法案
・フランス 安楽死法
※👉 日本の安楽死の歴史・事件を知りたい方は、こちらをご覧ください↓
世界の安楽死に対する反対勢力
・ 宗教・倫理・医療団体の立場
・「貧困層が対象」という議論の検証
・デマ 情報拡散問題(カナダ事例など)
👉 安楽死をめぐる賛否の論点を体系的に整理したい方は、こちらをご覧ください↓
※👉さらに理解を深めたい方へ
安楽死とは何かを整理したい方は、こちらで全体像を確認できます↓
👉 安楽死と自殺の違い・関係を整理したい方は、こちらをご覧ください↓
👉 地図で確認する安楽死が合法の国 一覧と各国制度は、こちらで詳しく解説しています↓
FAQ
Q. 安楽死が合法の国はどこですか?
A. 安楽死または医師幇助自殺が認められている国には、オランダ、ベルギー、スイス、スペイン、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどがあります。国ごとに制度の内容は異なります。
Q. 世界で最初に安楽死を合法化した国はどこですか?
A. 現代的な制度としてはオランダが2001年に安楽死を法制化したことで知られています。これ以降、複数の国で制度化が進みました。
Q. 安楽死と医師幇助自殺の違いは何ですか?
A. 安楽死は医師が直接患者の死に関与する行為であるのに対し、医師幇助自殺は患者自身が最終行為を行う点が異なります。
Q. 国によって制度はどのように違いますか?
A. 国ごとに対象条件(末期患者かどうか)、精神疾患の扱い、未成年の可否、審査手続きなどが大きく異なります。
Q. 安楽死が認められる条件は何ですか?
A. 多くの国では、耐えがたい苦痛、回復不能な状態、患者の明確な意思、複数医師の確認など、厳格な条件が必要とされています。
Q. すべての国で安楽死が合法なのですか?
A. いいえ、多くの国では安楽死は違法または未制度化であり、合法化されている国は限られています。
Q. アメリカでは安楽死は認められていますか?
A. アメリカでは国全体ではなく、一部の州で医師幇助自殺が合法化されています。
Q. ヨーロッパではどの国が安楽死を認めていますか?
A. オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、スペインなどで制度化されており、ヨーロッパは最も制度が進んでいる地域の一つです。
Q. アジアで安楽死は認められていますか?
A. アジアでは安楽死を広く合法化している国は少なく、制度化は進んでいない状況です。
Q. 安楽死が合法化されていない理由は何ですか?
A. 倫理的問題や社会的影響への懸念、弱者保護の必要性などがあり、多くの国で慎重な議論が続いているためです。
Q. 今後、安楽死は世界で広がる可能性はありますか?
A. 高齢化や医療技術の進展に伴い、制度化を検討する国は増えており、今後も議論は拡大すると考えられています。
Q. 安楽死が最も進んでいる国はどこですか?
A. オランダやベルギーは制度が成熟しており、長年の運用実績と詳細な審査体制が整備されています。
Q. 安楽死は世界的に増えていますか?
A. 一部の国では制度利用が増加しており、社会的議論とともに制度の見直しや拡張も行われています。
参考文献・参考サイト
世界保健機関(WHO)「Palliative Care」
https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/palliative-care
European Association for Palliative Care (EAPC)
Government of the Netherlands「Euthanasia」
Government of the Netherlands「Is euthanasia allowed?」
https://www.government.nl/topics/euthanasia/is-euthanasia-allowed
Regional Euthanasia Review Committees(オランダ安楽死審査委員会)
Government of Canada「Medical Assistance in Dying (MAiD)」
https://www.canada.ca/en/health-canada/services/medical-assistance-dying.html
Belgian Federal Public Service Health(ベルギー連邦保健当局)
Gouvernement français(フランス政府)
Federal Office of Justice(スイス連邦司法庁)「Euthanasia」
Ministry of Health New Zealand「Assisted Dying Service」
Australian Government Department of Health
UK Parliament
European Parliament Think Tank
OECD Health Statistics
Our World in Data
制度運営機関・公的資料
Regional Euthanasia Review Committees(オランダ安楽死審査委員会)
Government of Canada「Medical Assistance in Dying Annual Reports」
https://www.canada.ca/en/health-canada/services/medical-assistance-dying.html
Belgian Federal Control and Evaluation Commission on Euthanasia(ベルギー連邦安楽死審査委員会)
Swiss Federal Office of Justice
European Association for Palliative Care(EAPC)
学術論文・専門文献
Emanuel EJ, Onwuteaka-Philipsen BD, Urwin JW, Cohen J.
Attitudes and Practices of Euthanasia and Physician-Assisted Suicide Around the World.
JAMA.
Cassell EJ.
The Nature of Suffering and the Goals of Medicine.
New England Journal of Medicine.
Quill TE, Cassel CK.
Nonabandonment: A Central Obligation for Physicians.
Annals of Internal Medicine.
European Association for Palliative Care (EAPC).
Position Statement on Assisted Dying.
World Health Organization.
Palliative Care.












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