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持続的深い鎮静は患者の安らかな最期を保証しない│緩和ケアと「間接的安楽死」の限界を問う
🎧音声による動画解説 『緩和ケアには限界がある』という記事を以前投稿しました。 また、その 緩和ケアにおける一つの手段 (最期の手段)、『 持続的な深い鎮静(持続鎮静) 』と同義である 『間接的安楽死』についても解説しました。 本稿では、改めて 『間接的安楽死』=『持続鎮静』にも限界がある …いえ、むしろ時に、 残酷な概念であることを強調 して解説しておこうと思います。 Ⅰ.緩和ケアの限界(復習) 緩和ケアとは何か――終末期医療における本来の役割 まず少しだけ“緩和ケア“について振り返っておきます。 日本における安楽死議論では、緩和ケア医療の側からしばしば 「緩和ケアを知っていれば…」 「緩和ケアがあれば苦痛はとれる」 「生きるための緩和ケア!」 「緩和ケアがあるから安楽死はいらない」 「スイスで自殺しなくても日本で大丈夫だよ~」 しかし、この言説は一見すると人道的であるように見えながら、緩和ケア(および持続鎮静)の実態と限界を正確に反映していないと説明しました。 それらの、ある種の“プロパガンダ”は、 制度的欠陥と倫理的問題を隠蔽する機能

リップディー(RiP:D)
2025年9月30日
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