【世界地図】安楽死を合法化した国 政治レベルで検討されている国・地域
- リップディー(RiP:D)
- 9月20日
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更新日:4 日前
【世界地図】安楽死を合法化した国(※進展がありしだい随時更新)
欧州ヨーロッパ

・イギリスは、2024年11月30日に下院にて安楽死法案が承認。
現在は貴族院(上院)の委員会にて法案の精査を行っている段階。年末までには合法化の目処が付く予定。
・フランスは、2025年5月27日、下院議会にて『安楽死法案』の承認。秋口から上院にての審議予定だったが、政権の混乱により未定状態。
・イタリアは、2025年2月11日、ルカ・コシオーニ協会(イタリアの安楽死協会)の尽力により、トスカーナ州は法制化(すでに施行例あり)。同国は、安楽死の法制度が未整備だが、裁判の判例により合法化済み(実施例は10症例以上あり)。
・スロベニアは、2025年7月に合法化。
北米(カナダ・アメリカ)

・カナダは、2023年に『キリスト教原理主義メディア』による安楽死・陰謀論が世界中に広がり、昨年2024年初頭から日本でもデマが拡散。
「カナダの生活保護より安楽死申請の方が簡単」
「障害者や貧困者は安楽死させられている」
日本では未だに陰謀論を流され続けているが、世界では既に終息。
世界調査機関の結果データに加え、昨年末にはカナダ政府は詳細な年次報告書も公開。

アメリカは、現在12州にて法制化。
2025年6月9日、ニューヨーク州議会が安楽死の法制度化を承認。しかしカトリック教徒の知事が最終署名をせず施行は保留状態。
中南米ラテンアメリカ

・ウルグアイは、20205年8月13日に下院議会にて安楽死法案が承認される。現在は下院にて審議中で年末までに承認される見込み。
南米の、安楽死の合法国は4ヶ国だが、いずれも"裁判の判例”により認められており、法制度化している国はない。ウルグアイがラテンアメリカ初の完全合法化の国になる予定。
アジア・オセアニア

・韓国では、アジア圏で初めての安楽死法案が2024年7月5日に国会に提出される。その後は、政局の混乱により進展はなし。
・タイでは、安楽死制度の是非を問う議論が活発に進行している最中。

・オーストラリア、ニュージーランドは、安楽死制度がほぼ全域で法制化済み。
ノーザンカントリー州(地域)のみだが、議会にて審議中で近日中に法制化が見込まれている。