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安楽死とは 基本知識 消極的安楽死(尊厳死、平穏死 etc.)

  • 執筆者の写真: リップディー(RiP:D)
    リップディー(RiP:D)
  • 9月22日
  • 読了時間: 5分

更新日:3 時間前

【安楽死とは 基本知識 消極的安楽死】


安楽死の3つの分類。積極的安楽死。消極的安楽死。間接的安楽死

前回の記事では積極的安楽死(いわゆる“安楽死”)について説明しました。

※積極的安楽死の記事はこちら→★★★★★


今回は、消極的安楽死について簡単に説明していきます。

キーワードとしては、皆様もお聞きになったことある延命治療尊厳死についてのテーマになります。



消極的安楽死(Passive Euthanasia)


消極的安楽死、つまり尊厳死の説明図。治療の中止・差し控え

まず皆様に覚えておいてほしい事があります。

しばしば巷で


「安楽死と尊厳死の違いとは?」


というフレーズを聞きますが、それは一旦忘れてください、という事です。


確かにこの二つは合い重なる部分があるのですが、基本的には全く別物です。

さらに“尊厳死”という言葉には非常に曖昧さが伴います。

どこか日本の古典文学に影響を受けた表現で、医療サービスを受ける国民として、また、臨床現場との結び付きが皆無、かつ情緒的です。


ですので皆様が尊厳死という言葉を聞いた時は、ひとつの単語に囚われず、一つのフレーズ単位で思い浮かべるようにしてください。


もはや寿命がゆえの治療の中止・差し控え


このフレーズを覚えるだけで充分です。

特に“寿命”という言葉に力点を置いてくださると、もっと理解しやすくなります。



多くの場合、尊厳死のテーマは、いわゆる延命治療の問題とセットで登場します(延命治療という言葉も非常に不明瞭…正確には延命措置)。


延命治療の中止・差し控え…それらのテーマで浮上する問題、そしてそれに該当する人々は、下記の画像内に登場するような人々(ほとんどが高齢者)と認識してください。


遷延性意識障害、こと植物状態の寝たきり患者と解説文

遷延性意識障害(せんえんせい・いしきしょうがい)とは、ザックリ説明すると要するに


「ベッドで寝たきり、一日中ずっと天井を見続けて生きている高齢者」

「もちろん会話もできなければ自力で移動もできない」

「自分で食事できないので、胃瘻や点滴を通して栄養を摂ってる」


と表現できるでしょう。まったく医療や介護・福祉に縁がなかった一般の人々にとっては、非常に残酷で驚くような光景です。

多くの人々は、自然発生的に、こういう感情が芽生えるでしょう。


「これは…あのぉ…生きている意味ってあるんですかね?」

「というか、生きていると言えるのですか?」


という感想を抱くのではないでしょうか。

※それは“人が想う自然な発想”だと思うのですが、これを「不謹慎だ」「まだ心臓が動いている」「差別主義者だ(?)」と非難する人々が存在します。

その大体は【沽券&利権+宗教】を堅持したい人々という言葉で表せますが、それは別記事で解説します。


2010年より少し前ぐらいから(厳密言うと、だいぶ前から)、「どう考えても残酷でムダな延命は間違っていないか?」という論調が社会に拡がっていきますが、いまだに、この因習(医療利権の温床でもあります=“延命治療スキーム”)は続いています。


尊厳死や延命治療のテーマは、本来は、超高齢者の寝たきり問題に端を発しています。実際に上記画像のような実態を元に社会問題として発生しています。

そこで積極的安楽死の記事を思い出してください…故に、



積極的安楽死とは、全く係ないテーマですよね。



よって当会では尊厳死云々の問題はあまり取り上げません。

皆さま個人でお調べになると良いでしょう。関連するネット情報や書籍は山ほどあります。


尊厳死・平穏死(消極的安楽死)について書かれた書籍。その紹介画像

ちなみに世界では、このような実態は遅くとも2015年までには終了している問題です。つまり日本特有の問題(因習)です。


たしかに日本の“終末期医療の脆弱性”という点で関連してくるテーマではありますが、

説明してきたように積極的安楽死とは似て非なるものです。

(※ただ一点だけ密接な関連があるのは、安楽死を反対する人々は尊厳死さえ否定し、延命を肯定する集団です…その点では深い関係性があります)



冒頭の図で表したように、故に消極的安楽死とは、


『ヒトは老化して最期にはちゃんと亡くなる生き物』


であり、「さすがに寿命に近づいたよね」と、素人(非・医療従事者)が見ても判断できそうなぐらいの状況になったのなら、胃瘻やら点滴やらで無理やり医療が介入せず、「楽にしてあげましょうよ」ということです。

『積極的な医療処置を控えてソフトランディングに死を迎える方向に切り替える…嫌な言い方をすれば『(自然に)死へ誘導する』…そういう意味合いで消極的安楽死と学術的に呼ばれていました。


ただ記述したように、海外の国々では、2015年には「拷問虐待医療」という位置づけで無くなったので、わざわざ消極的なんちゃら、という言葉は必要なくなっていまい、 学術的には残存している次第です。

しかし、何故か日本だけは継続的に行われています。むしろ継続して促進していこうと画策している団体も存在します。それについては折をみて紹介したいと思います。


参考までに“延命治療の生の現場”とはどういうものか、少しだけ画像を掲載しておきますので御覧になってください。

(※余談すが文責者が、医学的臨床現場からキッパリ足を洗ったのは

「こんな拷問虐待をやり続ける医療なんか、アウシュビッツ収容所医療老人ジェノサイドだろ!」

と疑問と怒りに耐えられなかったのが一つの理由としてあります…)



延命治療の現場


延命治療を受けている患者と実際の現場


延命治療を受けている患者と実際の現場


延命治療を受けている患者と実際の現場


褥瘡の好発部位について説明画像


延命治療を受けている患者と実際の現場

延命治療について医療界を非難する投稿文


延命治療の痰吸引で苦しみ患者


延命治療を受けている患者と実際の現場


“むふむふチャンネル”様が制作した『痰吸引』を解説した動画です。(使用許可・取得済み)



“むふむふチャンネル”様が制作した『褥瘡』について解説した動画です。(使用許可・取得済み)



『ヒトは老化して最後には ちゃんと亡くなる生き物』

『ヒトには寿命があります』


この二つのフレーズをしっかり意識して、下記の対策・準備をしておけば

善き最期を迎えられるでしょう。


延命治療、拷問虐待医療を避けるためにはリビングウィルと家族会議をして準備しておくだけ。

とにもかくにも、①リビングウィル②家族会議、やる事はこれだけです。

消極的安楽死(≒延命治療のテーマ)については“むふむふチャンネル”様の動画を参考にしてください。全てを詳しく“ゆっくり解説”して頂けています。



次は間接的安楽死について説明します。


間接的安楽死(Indirect Euthanasia)

 (緩和ケアと鎮静)

 ⇩


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